2019年07月04日

言葉力

登場人物の関係をとらえることは物語世界の理解が深まる。「海の命」(立松和平)では、太一が、「瀬の主」と出会ったとき、「おとう、ここにおられたのですか。また、会いに来ますから」という言葉を残す▼登場人物の関係を「自分に関わる人」と置き換え、読み解いた後、「私は、誰にどんな影響を受けたか」を考えるという授業をされた先生から、意図や子どものノートを見せてもらった。先生は、「卒業という人生の節目の時期だから」と。説得力があった。ノートには、お母さん、1年生担任の先生、登校の途中に体調をこわした時、手当をしたくださったおじさん等々が綴られていたから▼「友だちつくりが上手でない悩みをお母さんに伝えた。<大丈夫・お母さんがついている>と言ってくれた。その言葉に安心して、自分から友だち素直に言えるようなった」「登校の途中、気分が悪くなった。おじさんの親切に感謝している」「一年生の時、話し方を教えてもらいました。しっかり教えてもらったことは、今でも、覚えています」▼授業で学んだことが「生きる力」なることが大事だということは誰もが考える。文章を読むことという幅広い活動の中に、自分とのつながりをて考える「言葉力」への着目が、今こそ大事にしたいと思える実践との出会いであった
posted by ky at 09:47| Comment(0) | 日記